高度職業能力開発促進センター研修寮教育・文化/住宅
所在地 | : | 千葉市若葉区愛生町165-1 |
施工年月 | : | 1995年2月 |
ジャンル | : | 教育文化施設・住宅 |
用途 | : | 宿泊研修施設 |
敷地面積 | : | 23,800㎡ |
延床面積 | : | 3,263㎡ |
構造 | : | RC造 |
階数 | : | 地上4階 |
受賞 | : | 第2回千葉県建築文化賞 |
千葉職業能力促進センターは国内・国外からの研修生が技能を習得する場であるとともに、3大イベント等(技能五輪・アビリンピック・技能グランプリ)の会場としても利用されている。寮の主たる目的は海外からの研修生が数ヶ月滞在するためと同時に、3大イベント開催時に国内各地より訪れる人々が利用している。食堂棟(平屋)・身障者寮棟(2階建)・一般寮棟(4階建)の3棟構成とし、段階的に分節化することで圧迫感を与えない配慮をした。海外から来日し長期にわたり生活する場として共用部は、ゆとりのある空間を演出し快適に過ごせる配置とした。特に食堂棟は、コンプレッションリングの構造的デザインを採用した個性的な空間である。また、アビリンピック参加者及び障害者に対する設備(ナースコール・視覚聴覚障害者情報伝達装置)も兼ね備えている。(小島・元所員)